02:最後の日 (明日この子供と別れよう。今日が最後の日。――そう思い続けるも別れられない毎日。) () 03:泣きたくても泣けない (どれだけ望もうとも泣けないのが悪魔。サン・ジェルマンとの出会い。) 誰と、誰が。 「どうかな?」 どうって、何が。 頭の中で、うっかりそんなボケた返事をしてしまった。もっとも、聞こえるわけではないので特に問題らしい問題ではないが。 いっそここで無邪気に聞き返せるほど幼かったら、いろんな意味でマシだったのかもしれない。 しかしベオウルフは充分すぎる程に賢く、サンが言ったことを正しく理解できていた。ただ、理性とか正気とかそういったものが、認めたがらなかっただけで。 しかしここで呆けていても解決にはならず、むしろ悪い方向へと転がって行きかねない。 約1.5秒の間にそこまで思い至ったベオウルフは、瞬間反射的に返事をしていた。 「ヤだ。」 「…訳(わけ)を聞いても?」 「お前がそういうことを言い出す理由がわからない。」 「……理由か。ちょっと口にしづらいというか、照れてしまうんだけれど…。」 「…………なんだよ。」 「なんていうか……一目惚れしたんだ。」 誰に。 ベオウルフの心の声など届くわけがないので、サンは言葉を続ける。 「やっぱり驚かせてしまったね。確かに、悪魔が何を言うんだって思うかもしれないけど…本気なんだ。長らく悪魔をやってきたけれど、あんな衝撃は初めてだ。僕は君に出会う為に生まれてきたんだと。君に出会うまでの生涯など、単なる前置きでしかない。そう思ったんだ。 …こうやって話をするにしても、あの場で起きるまで待ってた方が良かったってことは分かってる。でも、あんっな可愛い寝顔と寝姿をあのままいつどこから誰が来るともしれない場所で晒し続けるなんて許せなくて…!!」 「ちょっと待て止まれヤメロ。」 最初の一言でいきなりついていけなくなったというのに、そのまま暴走を始めるサンに、ベオウルフは本能的にストップを掛けた。このまま放っておいたら、確実に精神崩壊を起こすと感じたからだ。 一応まだ回り(といってもここには自分しかいないが)の声が聞こえる程度ではあったらしく、サンの暴走トークが止まった。 「…幾つか確認したいことがある。」 本当は確かめるが怖いが、このままうやむやにしてしまうことも出来ない気がする。というか、もっと嫌な形で確認することになってしまう予感がする。 「まず……その、一目惚れしたっていうのは……………誰に、だ?」 とりあえず、一番嫌なところから聞いてみた。 肯定されれば最悪だが、否定されれば精神的に多少は楽になれる。 「君にだよ。」 即行で肯定された。 しかも、それが当然だといわんばかりの笑顔で。 ………………最悪だ。 むしろ災厄ではないかこれは、と思わず言葉遊びをしてしまったほどの衝撃だった。
「4歳児を真面目に口説く奴なんぞ変態で充分だッ!!!」
DMC3に出てくる光属性の悪魔・ベオウルフが木になって仕方がない人のコミュ。
・ベオウルフという悪魔が好きだ。 ・ベオウルフという武器が好きだ。 ・ベオウルフなしじゃDMC3をクリアできない。 ・ベオウルフなしじゃDMC3を語れない。 ・通常武器がベオウルフだ。 ・ベオウルフだけでベオウルフを倒した。 ・どれだけ効率が悪くても、レッドオーブはM12で稼ぐ。 ・夢にベオウルフが出てきた。 ・むしろ出てきて欲しい。 ・名前の由来を調べたことがある。 ・あの白い羽がたまらない。4枚羽なのがまた良し。 ・好きすぎて擬人化させてしまった。 ・擬人化したベオウルフはいかついおっさんだ。 ・擬人化したベオウルフはガタイのいい兄貴だ。 ・擬人化したベオウルフは可愛いお兄さんだ。 ・擬人化したベオウルフは物騒だけど美人な姉御だ。 ・擬人化したベオウルフは可愛いお嬢さんだ。 ・昔スパーダとの間に何があったのか気になる。 ・昔スパーダとの間に何があったのか捏造(妄想)した。 ・戦国BASARA2の佐助の最強防具がベオウルフだったら良かったのにと思ったことがある。 ・とにかくベオウルフが好きで好きでしょうがないんだ!!!
そんな人のコミュ。 |
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