気まぐれ不定期日記

...... 2006年06月26日 の日記 ......
■ 選択課題・カップリングパロディー#4   [ NO. 2006062601-1 ]
・遊女と客
D「……苦しい。」
V「諦めろ。それはそういうものだ。」
D「それに動きづらい。」
V「暴れる必要も無いのだからいいだろう。」
D「む〜〜〜…。」
V「ちゃんと後で剥いてやる。それとも今すぐの方がいいか?」
D「"剥く"って何だよ…!! 普通脱ぐのを手伝うとかだろ!?」
V「ダンテ……お前今、自分が何の役をしているかわかっているのか?」
D「知らない。」
V「………じゃあなんでそれを着たんだ。」
D「ベオウルフが来て、次はこれだからって着替えさせられた。」
V「衣装について、何か思うことはなかったのか?」
D「日本の伝統衣装の1種だって言ってけど、違うのか?」
V「…いや、その通りだが。」
D「小さい父さんも着てたし。」
V「…………………なに?
D「俺のよりシンプルで動きやすそうだったから、俺もそっちがいいっつったんだけど、役が微妙に違うから駄目だって。…そういや俺って結局何の役なんだ?」
V「………………花?」
D「は?」
S「しつれいいたします。」
D「あ、小さい父さん。」
S「おさけをおもちしました。」
V「頼んでいないが…。」
S「てんしゅからのさしいれです。どうぞ、おめしあがりください。」
D「店主?」
S「はい。まもなくこちらにまいるとのことです。」
B「邪魔するぜー。」
V「なら帰れ。
B「酷っ! 店の出入り禁止にするぞ!?」
V「これを身請けすれば来る必要はなくなるな。」
B「そうくるか。…ま、ちゃんと身請けしてくれるんなら、こっちとしては何も文句ねえけど。」
D「2人で勝手に話を進めるなって何度言ったらわかんだよ。いい加減配役の説明しやがれ。」
B「あ? まだ聞いてないのか?」
D「今バージルから、花って言われたけど。」
B「…………意味、わかってねえだろ。」
D「どういう意味なんだよ?」
B「"花を売る"って言えばわかるだろ。」
D「………………………ちょっと待て、こら。」
B「正しくは遊女っつーんだ。ちなみに俺が店の主人で、スパーダがお前の小間使いみたいなもん。で、バージルがお前を買ったお客様だ。わかったか?」
D「わかりたくなかった…!!
B「何もわからないまま押し倒されたかったのか。そりゃ悪かった。」
D「ごめんなさい教えてくれてありがとうございました。」
B「礼ならいらねえよ。逃がす気ねえから。
D「…はい?」
B「俺、店主。バージルはお客様。助けてもらえるなんて思えねえだろ?」
D「ッ…鬼!悪魔ーーーッ!!!」
B「あんな弱っちい種族と一緒にすんな失礼な。」
V[ついでに言えば人非人も無効になるぞ。」
B「一通り説明したし、俺とスパーダはもう下がるぜ。防音はしてあるけど、あんまり騒ぐなよ。」
V「別に誰もおらんだろう。」
B「まあな。じゃ、行くぞスパーダ。」
S「はあい。」
(2人とも退場)
V「………。」
D「………………西洋人形抱っこ……。」
V「しかもそれが当然、という感じだったな……。」
D「…一体どんな育て方してたんだ、あいつ。」


え、これで終わり!?
すみません。ぐだぐだになって収拾つかなくなりました;
オチがこれって。つーかオチてないし。
とりあえず弟は兄に美味しくいただかれます。



・借金取りと客
V「払えない、というならここはやはり…体で払ってもらおうか。」
D「やっぱりかよ! つーかそれじゃ『遊女と客』と変わんねえだろ!」
V「…なんだ。そっちの方がよかったのか?」
D「? 他になんかあんのか?」
V「借金取りが体で払えといったら、臓器売買に決まっているだろう。大丈夫だ。お前なら眼球や臓器ぐらい、1日で再生する。」(閻魔刀構え)
D「麻酔無しかよ…! つーかそういうのって医者がやるもんだろうが!」
B「…摘出手術に関しても言いたいことがあるが、それ以前にお前らの型に合う人間なんていねえだろ。最悪悪魔化するっつーの。
V&D「「あ。」」

最初に気付けよ。
しょうがないので、ダンテはマグロ漁船に放り込まれました(ぇ)



配布元:リライト


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